青春観測88マイル

ジャニーズへのお気持ち、ところにより日記

嵐の映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」を見てきて思うこと。

嵐の映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」を見てきました。

活動休止に入ってからの嵐に対する気持ちだったり映画の感想だったりを、一ファンとして思うままに書いています。全ての文章に注釈として「※私に限る」がつくくらいに、あくまで自分の場合は、という感じで書いちゃっていますので、解釈の違いなどありましても石投げないでください。笑

実は当初、この映画を見に行くかどうか迷っていました。ムビチケ争奪戦にも参戦しなかったくらい。端的に言ってしまうと、自分自身の嵐に対する心境の変化があったことが要因としてありました。

活動休止期間に入った最初の2、3ヶ月くらいまでは、なんだかまだ実感として沸いていなかったんです。
5人揃って歌って踊る姿を見られなくなって。大野君を除く4人の個々で活動する姿を見ることに、段々慣れてきてる自分がいて。私は二宮担として嵐を応援してきましたが、やっぱり大前提として5人の嵐が大好きで、5人一緒にいるのを見るのが大好きだったからこそ、5人揃った姿を見られなくなったことによって、徐々に気持ちがトーンダウンしてきているのは自分でもなんとなく感じていました。

また、5人の嵐がなんだか過去の存在になってきているような気もして、VS嵐嵐にしやがれ最終回は録画したまま今年に入って再生することが出来ないでいたんです。
5人の嵐が大好きだったからこそ今は揃うことのない5人一緒の姿を見るのが辛くなった…という表現が合っているのか自分でもわかりません、寂しさと向き合う勇気がなかったのかもしれないです。

そんな簡単に気持ちに変化が起きるのなら本当のファンじゃなかったのでは?なんてことも自問自答したりしましたが、それでも事実として、自分の中で今年に入ってから嵐に対して心境の変化が起こっていたのです。

我ながら本当にこじらせたジャニオタだな…と思います。

映画を見に行こうと決意したきっかけは「ジャにのチャンネル」
#65のニノを除く他3名で嵐の映画を見に行く回です。

中丸君、山田君、菊池風磨(何故か1人だけフルネーム)が3人三様の表情、反応をしながら映画の映像の一部をワイプ形式で流し、そして鑑賞後の3人の感想トーク
この構成で既に私の心はかなり動揺(?)していたんですけど、最後のとどめの中丸君の一言。

「二宮君に会いたくならない?」

これで完全に心を掴まれました。

 

『やっぱり映画見に行こう』

 

 

 

ここから先は映画のネタバレを含む感想を書いていきます。
内容を少しでも知りたくない方は、ここでブラウザバックをお願いします!

 

 

 

 

 

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まずOPの全世界同時撮影は、単純にすごすぎて(エンドロールにもしっかり記載されてた)映画のスタートとしてこれ以上ない演出でした。

ここから早速コンサート本編に入っていくわけですけど、始まって割とすぐに(2、3曲目くらいには)自然と涙が流れ出しました。笑
映画見に行くか迷ってた人間が泣くの??はい、泣いたんです。笑
いろんな感情と記憶が渦巻いたため何の涙だったのか上手いこと文章化出来ないです。「圧倒的存在」を感じたから…だったのかなぁ。

あと、コンサート映像を映画化ってどんな感じなんだろう?って、あまりイメージついていなかったんですけど、現場で見るコンサート、円盤化されたコンサートを見るのとも全く違っていて映画の映像だからこそ成された編集や演出が至るところに散りばめられていて、その違いを楽しみながら見ることが出来ました。

映画撮影のために恐らくいつもの円盤用撮影よりも遥かに多くの機材が用意されたと思いますが、普段の映像化されたコンサートでは入ってこないようなアングルだったり本人たちの表情だったり、あと今回かなり観客が引きもアップも両方入ってきていて、まさにコンサートを映画として映像にしました、という感覚でした。

確かBelieveだったと思うんですけど、踊ってるところがスローモーションになっている部分があって、こういうのは今までの円盤用映像にはなかったなぁと。

2019年の年末に東京ドームで行われたコンサートが映画化されたわけですが、映画の撮影だったことは当時観客には完全に伏せられ、でも5人はわかってた上でのパフォーマンスだったと思うと、それもなんだかエモさを増します。

最後5人がコンサートが終わって片付け始めるスタッフをバックに音声なしで観客に何かを話してくるシーン。
何を言っていたのか全然読み取れなかったんだけど(有識者の考察知りたい)コンサートパート以外に5人が唯一映画用の映像として撮影したところということもあり(え、違うのかな…)1番映画的な演出ゆえのエモさを感じました。
ここのところもっとちゃんと見たいな~。

本当ジャにのチャンネルの中丸君の言葉が刺さりまくって仕方ないんですけど、「この時このメンバーはどう思ってたんだろう」ってやつ。それなーーーーーです。

だって、コンサート本編も最後のシーンも撮影された映像が世の中に公開される頃には自分たちは活動休止してて、大野君にいたってはファンは姿を見られなくなっちゃってるんですよ…?
そういう嵐側の気持ちも想像しながら見ると、胸がキューッとしめつけられました。

映画を見て改めて感じたのは、活動休止を決断して公表、休止までの活動、そして休止後のプロジェクトは100%ファンのことを考えて嵐5人と大勢の関係者で話し合われた末に実現してきたんだなぁということ。本当に頭が上がりません。

オタクのクソデカ感情を抱きすぎたあまり見に行こうか迷った私でしたが、結果嵐5人から大きな大きなパワーを貰って元気になって帰ってきました。見に行って本当に良かったです!

嵐は最高のエンターテイメントを届けてくれる最高のグループです。
活動休止後も最高のエンターテイメントを私たちに届けてくれた最高のグループです。

大好きな5人が揃って活動する姿を今は見られない辛さと寂しさがある、その事実は変わらないけれど。ファンに寄り添ってきてくれた嵐がいたからこそ、今回この映画が見られたという事実もあるということを忘れてはいけないと思いました。